こんばんは!
今日はBU vsCOです。
プリフロップ
BU 3bet range
全体の13.3%
BB3betと比較してリニアなrange構成となっています。
Axs,スーテッドコネクタも低頻度で3bet。
SB call range
AK,QQ+,A6sが主な4bet range。
スーテッドコネクタも広めにT8sや97sも含まれている。
フロップ
今回はCOのdonkも含め計算。
CO
94.8%がcheckのため今回はdonkはないものとします。
BU
0.75x→0%,0.5x→0%,0.33x→63.3,check→36.7%
レンジ全体で0.3xのCbetが推奨されています。
これはよくある3betterがレンジ全体で高いEQを保有しているからですね。
distributionを見てみると
ナッツ級から下のほうまですべてBU側にアドバンテージがあることが分かります。
こういった分布になる場合はレンジ全体で安いbetを打つことが推奨されます。
GTO的には63.3%betとなっていますが簡易的に全rangeでCbetしてもEVロスは少なく問題ないと思われます。(し、おそらく多くのプレイヤーもこの戦略をとっている)
↓はBUvsBBの時のdistributionです。
BB側には若干の有利しかありません。
そのため今回のケースには当てはまらずcheckが優勢になっていました。
CO(vs 0.3x bet)
0.75x raise→5.8%,0.5x raise→13.8%,call→32.4,fold→47.9%
これは通常時のディフェンス。
では100%Cbetの簡易戦略にはどうなるのか?
CO(vs 全レンジ0.3x bet)
0.75x raise→7.6%,0.25x raise→26.5%,call→19.7%,fold→46.2%
callが減り、raise、特に0.25x raiseが大幅に増えています。
これは相手のbet rangeにKhi,Qhiが増えているためそこに対するカウンターとなります。
raiseするレンジ自体はあまり変わりませんが、全体的にraise頻度が増えています。
ではそのX/Rに対してBUはどうすべきか?
BU (vs CO 0.25x X/R)
上記のようにほとんどfoldせず、71.2%でcallしています。
hit系はすべてcall,77,66も50%近くcallしています。
しかし、実戦ではここまで広くcallできるプレイヤーは少ないのではないでしょうか?
特に3bet potのx/rがバリューに寄っていることも多く、
それに対抗してfold過多になっているプレイヤーが多いように感じます。
3bet pot では戦略が極端になっているプレイヤーも多いため、
相手を見極めて上手くつけこめるようにしていきたいですね。
今日はこの辺で
Ciao!!